豊田市の外壁塗装に関わる助成金・補助金について
豊田市の外壁塗装に関わり、創業30年。㈱フルモト塗創は、アットホームな家族経営の塗装会社です。豊田市の外壁塗装に関わる助成金、補助金について刈谷高校卒の弊社職長が詳しく解説します。
助成金や補助金は本当に受け取れるの?
各自治体によって制度が異なります。愛知県豊田市の外壁塗装に関わる助成金、補助金について皆様に正しい情報を提供し、弊社に限らず優良な塗装会社を選んで頂くため、地域の塗装会社で実際に現場で働く私が豊田市にお住まいの皆様に本音で分かりやすく解説していきます。
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豊田市の外壁塗装で使えるかも?助成金、補助金ランキングBEST3
ここから詳しく解説していきます。
「豊田市 外壁塗装」とインターネットで検索すると、類似検索ワードで頻出する「助成金」「補助金」というワード。私が塗装業界を知らない消費者であったらと立場を置き換えて考えても、もし豊田市から外壁塗装をするにあたって助成金等が発生するならば是が非でも使っておきたいと思うでしょう。しかしながら実際はどうなのか?ランキング形式で解説していきたいと思います。
第1位:木造住宅耐震改修費補助事業(耐震改修工事)
第2位:エコファミリー支援補助金
第3位:バリアフリー改修に伴う固定資産税の減額制度
第1位:木造住宅耐震改修費補助事業
こちらは題名の通り、耐震改修工事に関わる補助金制度となります。耐震補強工事に要する費用、設計に要する費用、耐震補強に付帯する工事に要する費用を規定額から上限100万円まで補助をする、という制度になります。市の趣旨は以下の通りです。
木造住宅の耐震化の支援(無料耐震診断、耐震改修・解体費補助)を予算の範囲内でおこなっています。
東海・東南海・南海地震の震源域が見直され、豊田市は2002年(平成14年)に、地震防災対策強化地域に指定されました。東海地震・東南海・南海地震の同時発生も予測され、地震防災対策の推進を行っているところですが、当面は市民生活の拠点であります住宅の耐震診断・改修を優先して進めています。豊田市ホームページ 木造住宅の地震防災対策と補助事業 より
市の補助を受けて耐震改修工事を行った場合、所得税額の特別控除と固定資産税額の減額を受けられる場合があり、対象となるのは、
・無料耐震診断を受診し、診断結果が1.0未満の木造住宅所有者
・1981年(昭和56年)5月31日以前に着工された木造住宅所有者
・市税を滞納していない者
・都市計画法・建築基準法に違反していない木造住宅の所有者
となります。2020年4月13日~先着25戸のこの制度。木造住宅耐震改修費補助事業(段階的耐震改修工事)という金額が縮小された段階的な制度もあります。
ここで1つ。この制度は外壁塗装工事自体に補助金が支給されるものではありません。
耐震工事をするにあたって、住宅に足場をかける事になった際に、同時に塗装工事も行うとその費用が削減できるという利点があるだけで、外壁塗装だけを考えた際の利点はほとんどありません。しかしながら、地震発生の可能性が日々高まっていますので、耐震工事→足場をかけるなら塗装も、というフローは正しい選択の1つです。
ですが現実問題、前述の通り豊田市全体で先着25名と対象となる住宅が少なく、規則もかなり狭いものとなっているので注意が必要です。詳しくは豊田市ホームページ、耐震化補助事業「木造住宅の地震防災対策と補助事業」をご覧ください。
近隣の自治体の助成金、補助金制度は?
お隣みよし市の制度についてはこちらをご覧下さい。
第2位:エコファミリー支援補助金
エネルギーの地産地消に向けたスマートハウスの普及促進を図り、暮らしの低炭素化を推進することを目的とした豊田市の制度で、スマートハウス化設備に伴う補助金制度です。
豊田市のエコファミリーとは?
豊田市では、環境配慮行動に取り組む「エコファミリー」を募集しています。普段の生活の中で取り組むエコな行動を活動の第一歩として宣言していただき、エコファミリーとして登録する仕組みです。楽しみながらエコライフに取り組む家族を市内全域に広げていきます。
対象:豊田市に在住、在勤、在学の方とよたSDGsポイントナビ「エコファミリーとは?」より
豊田市ではエネルギーの地産地消に向けたスマートハウスの普及促進を図り、暮らしの低炭素化を推進することを目的に、エコファミリー宣言者に対して、以下の対象設備等の補助制度を設けています。「エコファミリー宣言書」を提出する事でメンバーカードを作成する事ができます。
エコファミリー制度登録世帯であることが対象の条件の1つで太陽光発電システムなどの導入により、省エネルギーを目指したリフォーム工事に一定の補助金が支給されます。詳しくは、令和2年度 豊田市エコファミリー支援補助金〜住宅編〜をご参照ください。
さて本題です。第2位の段階で豊田市の外壁塗装に関して、直接的な助成金、補助金が発生するのかという問いに結論づけると、
2021年、2月23日現在、豊田市の外壁塗装に関する助成金、補助金はありません。
地域の塗装会社で働く実際の従業員が塗装業界の本音をお話すると、「豊田市から助成金が出るので外壁塗装はどうですか?」という入り口から
実は、太陽光発電の設置が必要なんですと追加工事で結局多額の請求が行われ、損をしてしまうという話をよく耳にします。
聞こえの良い「助成金」「補助金」などのワードから消費者を引きつけ、「ご住まいの地域には該当しませんでした」「追加工事が必要です」などという会社が残念ながら訪問販売、ネットサイト経由で多く存在するのが現状です。
もし今後、お客様にとって純粋にプラスになる制度がございましたら随時記載するよう、今後も自治体の制度を弊社でもフォローしていきます。
第3位:バリアフリー改修に伴う固定資産税の減額制度
豊田市の住宅のバリアフリー改修に伴う固定資産税の減額制度について、
新築されてから10年以上経過している住宅(改修後の床面積が50平方メートル以上280平方メートル以下、併用住宅の場合は居宅部分の延床面積の割合が2分の1以上)のうち、令和4年3月31日までの間に、次のいずれかの要件に該当する人が居住する住宅(賃貸住宅を除く)で、対象のバリアフリー改修工事(補助金等を除く自己負担金が50万円を超えるもの)を行うと、申告により改修工事が完了した年の翌年度分に限り固定資産税の減額を受けられます。ただし、新築または耐震改修による軽減を受けている期間はそれらと重複して適用されません。
豊田市ホームページ 「住宅のバリアフリー改修に伴う固定資産税の減額制度」より
簡単に申し上げますと、バリアフリーに関する改修工事で市から固定資産税の減額があるというものになります。
対象となる工事内容は、1.廊下の拡幅 2.階段の勾配緩和 3.浴室の改良 4.トイレの改良 5.手すりの取付け 6.屋内の床の段差解消 7.引き戸への取替え 8.床表面の滑り止め化 となっております。減額される税額は、対象家屋の固定資産税のうち、100平方メートル相当分まで3分の1。
対象にあてはまる方はぜひ今後の介護生活の手助けとなるよう、豊田市に申請してみてください。それに付随した塗装工事を行うと(小額であると考えます)塗装工事に関して、バリアフリー改修工事という大きな枠組みの中で固定資産税の減額補助があるのではないでしょうか。
豊田市の外壁塗装に関わる助成金・補助金について|まとめ
豊田市の外壁塗装に関する助成金や補助金についてご理解頂けたでしょうか。繰り返しになりますが、
2021年、2月23日現在、豊田市で外壁塗装に関して直接助成金や補助金が出る、といった制度はございません。もし今後、お客様にとって純粋にプラスになる制度がございましたら随時記載するよう、今後も自治体の制度を弊社でもフォローしていきます。
「助成金が出る」と言われると少しでも自治体から補助がでるならと、思われてしまうお客様が多いと思います。
まず、塗装工事が入り口での補助金はございません。上記の通り、耐震や省エネ、バリアフリーの工事に助成金や補助がある、というのが問いに対する真実です。
次にそういった事を謳い、営業を行う会社は私達は信用していません。お客様も上記の説明をご覧になり、少しでもお分かりいただけたら幸いです。
これからも、地域のお客様が末永く、安心した生活ができるよう、嫌な思いをして後悔されないようできるだけ外壁塗装に関するアドバイスを行っていけたらと思います。
弊社に限らず、お客様には悪徳業者や上乗せ金額に騙されない、正しい塗装会社選びをして頂きたいと思います。